2015年 02月 15日
タイシルクのポーチ 2月15日015 |
殆どが無地なのですが、小さいサイズなのでその内に何かに使おうーーと思って
長年、多分40年はそのまま箱の底に眠らせたままでした。
日本の絣系の柄にも似てますが、新鮮な色合いですよね。
タイシルクと言えばジム・トンプソン社が有名ですが、この生地はもっと
タイの民族性が強いデザインだと思います(後出しですが、この生地はジム・トンプソン社1970年代の物と問屋さんから連絡が入りました!!スミマセン。。)。
ジム・トンプソン社は米国のデザイナーが撤退してからの生地デザインは
私にはちょっとイマイチで、お土産用って雰囲気で残念。
多分私が昔のジム・トンプソンの手がけた生地を見てるからかもしれないけどーー
それはそれは美しい生地、ドキドキする色彩だったのよ。
しかし、失踪したまま行方を眩ませたジム・トンプソン氏の事件ってのも
未だ未解決のミステリーなんでしょ?
元々はスパイ、米国の情報部員だったとか…その人とタイシルクの関係は?。
確か松本清張も題材にしていたっけ。。
ミステリーに興味のある方は調べてみるとまるで「007」で「え−ッ?!」て世界。
面白いかも。よ。
以前書いたかもしれませんが、タイシルクは縦糸、緯がはっきりしています。
着物の帯と一緒で、引く方向に糸が太くなっています。
タイシルクも身体に巻き付け、引く方向に糸が強い。
洋服に仕立てた場合、縦横の糸を考慮なしにそのまま使うと、侍の「裃」の様に
突っ張った感じに仕上がってしまうので仕立てが難しい。
この生地も縦糸がしっかりしていて、結構扱いづらい。
服地ではなく、インテリア用だから尚更かもね。
面白い色彩なので、余計な手は加えずそのままちょとしたポーチになりました。
作り始めたら柄がそれぞれ面白くて、あれもこれもで
一体何個作れば気が済む?って位に作ってしまって。。。
見かけはぺったんこのポーチですが、マチを畳める形にしてあります。
晩ご飯;牡蠣フライ(タルタルソース付)、リンゴとキャベツのコールスロー、若布汁
by ppjunction
| 2015-02-15 22:53
| バッグ&ポーチ
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