2015年 11月 02日
結婚式シーズンかしら |
現在は一足飛びに季節が変わるような気がする。
季節はもう「晩秋」なんだろうね、今朝は寒くて火燵にストーブにアンカと
朝から大慌てでした。
紅葉を愛でてる暇もなかったーーと欅並木の落ち葉をかき分け歩いていたら
こんな素敵な建物ーー館風な洋館に出会った。
奇麗な紅葉に暫しうっとり…
柵から覗いて見たけど、レストラン? ホテル? なんだろう?
お稽古の行きがけに見つけ、帰りがけに判ったのですが、
ここは「結婚式場」なのだ!
夏には欅並木でウエディングドレスを囲んだ撮影があったーー場所でした。
最近結婚式にはトンとお呼びがなけど、式場も変わるね〜〜。
20代そこそこの頃、友人の結婚式に招待されても着ていくモノが無くて、ほぼ欠席させていただいていました。「普段着で良いから!」と友人に泣かれてもホテルの宴会でそんな訳にはいくまいに。。。
だいたい普段着の友人代表ではご両親に恥をかかせる事になるしー。
私も両親に泣きつけば服代ぐらい何とかなる事は判っていたけど、私は嫌だった、頑固だったのかなあ〜。今思えば友人達には本当に失礼をしましたね。
思い返すと私のごく親しい友人達は他人に貸せるような上等な「服」を持ってそうもなかったしなあ〜。
あの時代は「結婚式なんて…」という風潮が私の周囲(だけかも?)にあったのよ。
30代後半でしたかー、特に親しいお譲さんでもなかったけど、ホテルの結婚式に招待され、それなりの格式に合った和装で出席したのですが、案の定若い人達はペラペラ、チャラチャラした服装で、和装のご両親や親戚達が完全に浮いてしまって、
ナンダカなあ〜状態。
新郎新婦友人達の他人には判らない仲間内系内容のスピーチが続いた後に、
私もお祝いのスピーチのお鉢が廻り、一応定石通りの内容で新婦の人となりを褒め、佳き日を祝ったのですが、新婦のお母様が私の席へ駆け寄っていらして大変丁寧に感謝の言葉を述べられた事がありました。
後で気付いた事ですが親戚も集う席ですし、チャンとした事をチャンと普通に述べたのが有り難かった、って事なんじゃなかったのかな。
その時思ったの、「式」は定石通りに粛々と事が進めばそれが「吉」って事。
余計な物はいらない。
結婚式は新郎新婦の「両親、家族の為」にあるって教わっていた。
「新郎新婦の為でも友人の為ではない。」ってね。
今も私はそう思っているけど、最近の結婚式はどうなんだろう。
着物も箪笥一竿に詰め込めない程持てる様になり、立派な結婚式にも出席させて戴きましたが、新郎新婦の友人達が披露する学芸会にウンザリしてしまって久しいのですがー。
晩ご飯:鮭のバター焼き、粉ふき芋とグリンピース、キャベツの千切り、紫蘇トマト、大根の味噌汁
by ppjunction
| 2015-11-02 23:42
| 昔むかし;思い出
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