2016年 11月 21日
小豆3粒包める布? |
なって来たところで、何だか気分を変えたくなって小さい物に手を出してしましました。
ちょっとした小物ケースですね。
裏表で生地を変えたりして楽しんじゃいました。
昔、縫い物が好きだった祖母が「小豆3粒包める布はとって置くものなんだよ。」と針箱の底にある小さな小布を見せながら、目鏡越しに何度も言い聞かされたけれど戦後の昭和は未だ女性にとって生地は大切だったんだろう。
この女の嗜み的倹約は、日本だけじゃなく世界中でそうだったと思います。
綺麗な生地の切れ端を大事に取り置いて、パッチワークに繋いでベットカバーを作る、は最たる小布裁縫で既に芸術的です。
(今、ふと思ったのは昔読んだ「赤毛のアン」にも「リンド夫人のチュリーップ模様のキルト」って出てきたけど、村岡花子氏はキルトの作り方を知ってたのかなあ〜。日本で流行したのは1980年過ぎじゃなかった? だから本を読んだ中学生時代にはそれがどんな物かぼんやりとしか私には分からなかった。そう、私には布団のイメージだったなあ〜。)
日本では秋田西馬音内(にしもない)盆踊りに見られる紅絹を繋ぎ合わせた衣装がありますけど、紅や絹が貴重品だった頃、何年もかけて集めた絹の「女の晴れ衣装」に思えます。
祖母が作ってくれた「お手玉」もつ継接ぎ細工なんですよね〜。
無駄話はこれくらいでー。
現代の私にとって、「小豆3粒」はどうしょうもないけれど「饅頭」を包むくらいの端切れはやっぱりもったいなくて保管箱に入れています。が、これもそろそろ何とかせねばイカンのです。時々「ピンクッション」を作っていましたが向かない生地もありますからね。
それで、今回は手のひらに乗る程度のがま口になりました。
早いところ「持ち手」を何とかしないとね〜〜。
晩御飯;鰤大根、ほうれん草の胡麻あえ、浸し豆、豆腐汁
by ppjunction
| 2016-11-21 23:44
| バッグ&ポーチ
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