2009年 03月 17日
俳句 |
夕方に帽子を目深に被ったご老人とすれ違い父と背格好がそっくりでハッとしました。
そしてーーある現代俳句を思い出しました。
「春の暮老人と逢うそれが父 能村研三」
先週から俳句を10句上げなくちゃいけなくて四苦八苦しています。
何となく仲間内の素人だけでワイワイと楽しい句会へ出るようになって、かれこれ14ー5年。
会員制の句会に所属させて戴きくようになって、1年目ですが、やっと先生方から
佳作程度を時々頂けるようになったので、ちょっとウキウキ、何だか欲が出てきました。
能、お茶、生け花そして俳句も同じく、日本人の美意識って足し算ではなく「引き算」です。引いた上に俳句では「即(つ)きすぎ」と言う、イメージを重複させる言葉を入れるのはダメ、
野暮って事でしょうか。
季節の取り違えを嫌うのも、「話にならない程野暮」、そーなんだ、な〜る程ねって世界。
今の着物文化にも残っていますが、
江戸の粋は例えば、お花見は「桜」が主役ですから、
これ見よがしの桜模様の大振り袖なんぞ着て行くのは「野暮」。
でも、もうさんざん見飽きた季節はずれの「椿」柄で行くのも「物知らずな田舎者」なのよね。
江戸時代には「粋」とか「通」を競うのも大変だったんです。
和歌を削って俳句の575になってしまった、粋の心意気って、深入りすればする程難しい。
始めの頃は言葉を並べるだけだった私の俳句も、色々と学ぶ事多し、です。
心を遊ばせて、と、苦労なことですが、この日常とは違うストレスがまた面白いのよね。
でもねー、梅を見ても飽きずに見ても、ナニも浮かばないー、ただ奇麗!
晩ご飯;豚肉の生姜焼き/千切りキャベツ、ブロッコリー、オクラの叩き、ヒジキの煮物、若布の味噌汁
でも、もうさんざん見飽きた季節はずれの「椿」柄で行くのも「物知らずな田舎者」なのよね。
江戸時代には「粋」とか「通」を競うのも大変だったんです。
和歌を削って俳句の575になってしまった、粋の心意気って、深入りすればする程難しい。
始めの頃は言葉を並べるだけだった私の俳句も、色々と学ぶ事多し、です。
心を遊ばせて、と、苦労なことですが、この日常とは違うストレスがまた面白いのよね。
でもねー、梅を見ても飽きずに見ても、ナニも浮かばないー、ただ奇麗!
晩ご飯;豚肉の生姜焼き/千切りキャベツ、ブロッコリー、オクラの叩き、ヒジキの煮物、若布の味噌汁
by ppjunction
| 2009-03-17 23:06
| 今日はいかが?
|
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