2019年 05月 28日
セカンドオピニオン |
病院でもらった痒み止めを使っても効果なし。
それなら氷で冷やせば痒みが和らぐかも。
冷蔵庫にある保冷剤を手拭いで作った包帯でグルグル巻きにして留めるが
夜中痒くて掻きむしった、様である。
4−5日経って、だんだんにどこもかしこも痛くてーー横になったままの状態になった。
とうとう氷で冷やしても、赤く腫れ上がって手の指まで痛いと言う。
そして肩や関節も痛くて、自力では起き上がれない。
右手、右肩、右足も痛い、右膝の曲げ伸ばしが痛い。
それでオムツの取り替えが難しく、鋏で切り離してしたり痛がる母を無視して
力任せに抱き上げ、母の腰を上げてオムツ交換。
抱き上げた時、痛がる母が私を叩く。
ちっとも痛くない拳である、が母の体が熱い事に気がつく。
体温計で測って5度8分。母の平熱が5度3分ぐらいなので、これはどうなんだろう?
ネットで色々調べてもーー関節炎?、リュウマチ?、どれも母の症状と違う。
ともかくもう一度、前と違う整形外科へ行ったほうが良い。
それも骨折とか自動車事故対応とかが得意な医者は外して、関節症や膠原病にも強い病院をネットで探しまくる。
それにタクシーで通える距離でないと後々困る。
何とか「ここは?」と思える地味なHPだけど、医師の経歴がしっかりしている病院にたどり着き、翌朝決行。
母には「痛み止めの注射をしてもらえるから。」と適当に慰め
氷漬けにした成果か、少し腫れが引いた母の体を拭いてから、痛がる母を必死で抱き上げ、体を支えて立たせて着替えをさせる。
この時の状態を見た人は虐待!と言うだろうな。
ともかくベッドから抱えて起こし、私の膝頭で支えながら、ベッドに腰掛けさせて
体を持ち上げて立たせる(痛い痛い!の連発も無視)。
母の額と痛みのない方の腕で、壁に斜めに寄りかからせて、私の膝頭で倒れない様に母の腰を押しながら、オムツと下着(長いパンツ)交換、軽いゴムズボンを履かせる。
終わればベッドに座らせ、上の衣類の交換。
(これから何時どうなるか分からないので、車椅子を常備した方がいい。)
9時に病院に到着したけど、看護婦さんから「かなり待ちます。」って事。
患者は待合室に一杯である。
お昼迄に終わるかな、愚図らないか・・・と心配していたのですが、看護婦さんが高齢者に気を効かせしてくれたらしく2時間待って、診察。
レントゲン、血液採取をしてから触診。
先生は「関節炎ではない、多分ーーこの腫れは掻きむしった時の炎症が悪化したものと思います。」
「膝も痛いの?水が溜まってる?」と母のズボンを捲りあげて
「ほら!」と先生は私に見せる、けど、私はそう言われれば・・・ぐらいの印象。
「水が溜まってるから抜きます。お歳だから今この場でやりましょう。」
って事で、母の右足を医師の膝に抱えて注射を刺すと、太い注射器に7cm位澱んだ液体が溜まる。
母は「痛あああ〜い!!」と叫けぶ、けど。
消炎剤、化膿止め、痛み止めを飲んでーー一晩で何とか痛みは和らいだ・・・。
膝は全く痛くなくなったそうだ。
ネットで大量にオムツやら、防水シートを買い込んだのにーー届いた日には、またリハビリパンツ薄型の日常に戻った・・・とぼとぼ歩き、トイレも一人で済ませる。
今日になっても未だ腫れがあり、薬も切れたので明日にはまた病院です。
元々は軽い捻挫、そこへ湿布薬、そして湿疹。
湿疹から関節痛、発熱。
私の休暇が欲しい為に、うっかり母を施設に預けられない気がする。
これから虫の季節です。
掻きむしって、それが原因で関節まで痛みが出る、ってことにならない様、
介護の皆様気をつけてね。
晩御飯;春巻き、蕗の青煮、茄子の煮浸し、ニラのかき玉汁
画像;裏藪で採れた筍ーー少々掘り起こしが遅いよね。
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by ppjunction
| 2019-05-28 23:32
| 老人と暮らすといふこと
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Comments(4)