2015年 01月 21日
フランスのポンチ絵 ? 1月20日015 |

テロに銃撃され、その後発行した新聞の表紙がイスラムの予言者を茶化している
イラストだったから世界中に居るイスラム信徒の怒りをかっているって、
私には奇妙な話に思える。
その怒りはイスラム信徒を名乗る「イスラム国」だかテロリストに何故向かわないのか?
世界のイスラム信者がスクラムを組んで、偽イスラムや反テロを叫ばないのか?
叫ばないって事は、あの集団はイスラム教の正しい集団と認めているのか?
今更フランスのポンチ絵(滑稽な漫画風風刺絵をそう呼んでいたんだけど…)が
酷いったって、フランス人は昔々からそういう気質の国民なのよ。
日本もポンチ絵で明治時代からミカド(天皇)や丁髷の侍姿を馬鹿にされ、
アメリカ歴代大統領も見下され、バチカンの法王もコケにされ、英国貴族も
相当オチョクられていたけどーー。
それで何処の国民が描いた人間達を「皆殺し」にしようとしたかしら?
不愉快であるから殺す、これはどんな事情があっても宗教以前だろうと思うけど。
思い出すと、私の20代の頃「チビで、出っ歯で、髪は7:3の男性がカメラと
ショルダーバッグをバッテンに肩から下げて、トランジスタラジオを
耳に当てている図」とかは日常的に日本人を表現するポンチ絵だった。
それを日本人が「酷い!」と抗議したところで、「何をそんなに怒る?」って
軽く流されるのがオチ。「あらまあ〜、この絵は当たらずとも遠からじ。」位の
反応でいると「君のセンスはなかなかイイ」って位のフランス人気質だって事…。
(色々な国の人に会ったけど、私にはフランス人は実に面倒臭い人達であったよ。)
若い時、イスラム圏の知り合いが居た。
リビア、イラン、パキスタン人で、それぞれ敬虔なイスラム教徒でしたけど
日本の習慣と彼らの習慣の違いを、お互いにからかったり、皮肉ったりもしながら
それでもその違いを知りたい、理解したいと思ったよね。
彼らは皆ゴッツい体格に優しい心の人達でした。
人種のグローバル化って言うけど、今は移民よりも難民の問題が主流なんですね。
「難民受け入れ」は「異国文化の受け入れ」と同じ事。
今現在、大量にヨーロッパに流れ込んでいる難民は、殆どがイスラム圏からだ。
互いの習慣、気質、宗教観等を受け入れ、理解するなんて膨大な時間が必要でしょう。
日本も移民、難民を大量に受け入れなくちゃいけない時代が来るかも。
「何で日本人は大晦日に寺へお参りに行って、正月には神社へお参りする?」を
あなたはちゃんと説明できるかしら?
宗教観の無い共産国家の人民に「寺」と「神社」の違いや、「靖国神社」の説明を
いくらしたって、「人の罪は死をもって浄化される、無に帰す。」つったて、
地獄迄も追いかけて叩くのが当たり前な人種なら、日本人の宗教観なんてのは滑稽でしかないだろうね。
イスラムと日本は関係ない、移民や難民なんて関係ない、って世界を楽観視
してると危ういなあ〜〜って思っていたところに、
先ほど日本人の拉致画像がTVで放映。
あー嫌な年明けだよね。
もうそんな事より縫い物はどうした!って声が聞こえそう。
今年は秋に展示会を予定してます。
老体を奮わせている今日この頃であります。
画像;最近、家の付近迄飛んで来る鳥、こんなイラストの鳥ですが、
名前は知らない。誰か判る?
晩ご飯;鰺の開き、烏賊の一夜干し、ワケギのヌタ、豚汁
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by ppjunction
| 2015-01-21 00:11
| 今日はいかが?
|
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