2018年 05月 18日
仕舞の稽古、そして落語 |
今年の私の出し物は「七騎落ち」と言う頼朝がらみのストーリーで、話の筋立てには特に面白みはないのですが、覚えの悪い私用に舞囃子に付属する仕舞は「できるだけ短い」物で先生にご用意をお願いしました。
「舞囃子・男舞」付きの舞で、足拍子やらが大鼓の「イ・イヤア〜!」に合わなくて四苦八苦です。
最初は笛も鼓の音も曲として認識すらできなくて「何だって!どうしよう!」だったのが、不思議なもので、最近になってやっと囃子のリズムと間、舞の形が体でセットになってきました。
そうなると「なるほどね〜 面白い!」とは思い始めたのですがー。
イヤア〜!、とか おオ〜! とかの掛け声が、舞い手の背中で勇ましいので途中で頭が真っ白、何が何だかわからなくなりそうな気配。ズーッとテープで囃子の音を探っています。
舞囃子、能のストーリーの中で必ず舞われますが有名なのは「序の舞」でしょうか。
演目に合わせ「神舞」「中之舞」や「楽」等があります。
舞囃子に染まった頭の中を入れ替えたい、そんな時に落語を聴くのはいいもんです。
画像は友人が贈ってくれた「柳家喜多八」師匠のCD。
もう10年も昔になります。たまたま友人に誘われて小さな落語会へ行った時、喜多八さんが出てられ初めてその高座を聴いたのですが、彼の独特の雰囲気ーー私には随分と艶のある語り口の噺家さんだと思い印象的でしたね。
東京にいれば必ず何処かでまた聴けたでしょうけれどーーその機会もなく亡くなられてしまいました。
同年代が亡くなるのは寂しいです。
亡くなられて初めて世の中には大勢の喜多八ファンがいた事を知りましたけどーー惜しいなあ〜。
仙台にも寄席「花座」がオープンしました。
30席の小さな寄席ですが、ここを足がかりに大成する噺家が出て欲しい。
ポーチ、がま口も出来上がったのですがーーそんなこんなでミシンもカメラもは完全に休止状態です。
晩御飯:金目鯛の粕漬け(半分)、ゴーヤチャンプル、漬物、絹サヤとエノキ茸の味噌汁
by ppjunction
| 2018-05-18 23:52
| 今日はいかが?
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